ExpressVPNで「サービスを利用できません」と表示される原因と対処法まとめ

「ExpressVPNを起動したら『サービスを利用できません』というエラーメッセージが出て使えない…」

そんなトラブルに直面していませんか?

このエラーは、サーバー接続の不具合やアプリ側の設定ミス、通信環境の制限など、いくつかの原因で発生することがあります。

特に、ファイアウォール・セキュリティソフト・ネットワーク制限(職場や学校のWi-Fiなど)が影響しているケースも少なくありません。

本記事では、「サービスを利用できません」と表示される代表的な原因と、今すぐ実行できる対処法をデバイス別(PC・スマホ)にわかりやすく解説します。

ExpressVPNが急に使えなくなったときの参考にしてください。

ExpressVPNで「サービスを利用できません」と表示される原因と対処法

次は、ExpressVPNで『サービスを利用できません』と表示される原因と対処法です。

1. 「サービスを利用できません」とはどんなエラー?

ExpressVPNを起動した際、以下のような表示が出ることがあります:

「VPNサービスに接続できません。サービスを利用できません。」
「サービスが一時的に利用できません。インターネット接続を確認してください。」

このエラーは、VPNクライアント(ExpressVPNアプリ)とVPNサーバーの間の通信が確立できないときに発生します。

単純なネットワーク障害から、アプリやデバイスの設定不具合、あるいは外部からのVPN制限まで、複数の要因が関係しています。

2. 原因と対処法【カテゴリ別に詳しく解説】

通信環境の問題

原因 対処法
インターネット自体が不安定 ブラウザで他のサイトが開くか確認/ルーター再起動/有線接続に切り替え
公共Wi-Fiやキャリア回線の制限 モバイルデータ⇔Wi-Fiを切り替える/別のネットワークを試す
中国やUAEなどのVPN制限国 難読化機能(Obfuscation)対応サーバーを使う/「Lightway UDP→TCP」に変更
原因 対処法
ExpressVPNのバージョンが古い 最新版に更新(設定 → アプリ情報 → アップデート)
アプリ構成の破損 一度アンインストール→再インストール
プロトコル設定が合っていない 「自動」→「Lightway UDP/TCP」や「OpenVPN」に変更
アプリがVPN構成を読み込めていない スマホの場合「VPN構成を削除→再承認」、PCでは再ログインを試す

デバイスやOSの問題

原因 対処法
スマホのVPN構成が壊れている iPhone:「設定 → 一般 → VPNとデバイス管理 → プロファイル削除」→再追加
他のVPNやプロキシと競合している 他のVPNアプリをアンインストール/プロキシ設定を「なし」に
OSのネット設定が崩れている DNS設定のリセット、またはGoogle Public DNS(8.8.8.8)を指定
端末に残った一時ファイルが干渉している スマホ再起動/キャッシュクリア(Androidのみ)

セキュリティソフト・ファイアウォールの干渉

原因 対処法
セキュリティソフトがVPN通信をブロック ExpressVPNを例外設定に追加/一時的に保護機能を無効化して試す
Windows Defenderが自動で遮断 「ファイアウォールとネットワーク保護」→「アプリの許可」からExpressVPNを許可
企業や学校のネット制限 モバイルルーターやテザリングでVPN接続テスト

VPNサーバー側の一時障害

状況 対処法
特定サーバーのみ利用不可 他国サーバーに変更(「日本 → シンガポール」など)
接続成功でも通信できない アプリ再起動/プロトコルを「TCP→UDP」に変更して再接続
全サーバーに繋がらない(稀) ExpressVPNの公式X(旧Twitter)で障害情報確認 or サポートに連絡