ルーター版ExpressVPNでネット全体を保護!設定方法とおすすめ機種まとめ

VPNを活用してプライバシーを守りたいけれど、「いちいちスマホやPCでVPN接続するのは面倒…」と感じたことはありませんか?

そんな悩みを解決してくれるのが、ルーター版ExpressVPNです。

VPNをルーターに直接設定すれば、自宅のWi-Fiにつながるすべての機器が常時VPN接続状態となり、スマートフォン・パソコン・テレビ・ゲーム機まで、ネット全体をまるごと保護できます。

この記事では、

  • ルーター版ExpressVPNの仕組みとメリット

  • 対応ルーターの選び方とおすすめ機種

  • 基本的な設定方法と注意点

を初心者向けにわかりやすく解説します。

「家族全員の通信をまとめて安全にしたい」「VPNの使い忘れを防ぎたい」方は、ぜひ参考にしてください。

ルーター版ExpressVPNとは?

ルーター版ExpressVPNとは、パソコンやスマートフォンなどの個別端末ではなく、Wi-Fiルーター自体にExpressVPNを設定することで、自宅のネットワーク全体をVPN化する方式です。

通常、VPNアプリはそれぞれのデバイスにインストールして使いますが、ルーターに設定すれば、同じWi-Fiに接続するすべての機器(PC、スマホ、TV、ゲーム機など)を自動的にVPN経由にすることができます。

仕組みイメージ

インターネット ←→ ルーター(ExpressVPN設定済)←→ 家中の端末すべて

この構成にすることで、VPNの使い忘れ防止や、非対応デバイス(Apple TV、Switchなど)でもVPN接続が可能になります。

特徴・メリット

特徴 説明
常時VPN接続 Wi-Fiにつなぐだけで自動でVPN通信に
アプリ不要 各デバイスにVPNソフトをインストールしなくてOK
家族・複数人でも一括保護 一度の設定で家庭内すべての機器が対象になる
コンテンツ制限回避に便利 Fire TV、ゲーム機なども地域制限を回避可能

ExpressVPNの対応ルーターの選び方とおすすめ機種

ExpressVPNおすすめ対応ルーター(用途別)は、次のとおりです。

機種名 特徴・用途 推奨レベル
Aircove(ExpressVPN公式) 初期設定不要・買ってすぐ使える。専用設計で初心者向け 初心者〜中級者
ASUS RT-AX86U Wi-Fi 6対応、高性能CPU、VPN高速処理に最適 中級者〜上級者
Linksys WRT3200ACM ExpressVPNファームウェア公式対応。拡張性が高い 中級者以上
Netgear R6400 v2 コスパ重視モデル。DD-WRTなどのカスタムFW対応 上級者(自己導入できる人向け)

1. 公式対応ファームウェアの有無を確認する

ExpressVPNは、特定のルーターにのみインストール可能な専用ファームウェアを提供しています。

これに対応していないルーターでは、ExpressVPNを直接導入できません。

【確認ポイント】

  • 公式対応ルーター一覧で対応モデルを事前チェック

  • ファームウェア更新が可能かどうか(カスタムファームウェアを入れられるか)

2. ルーターの処理性能も重要

VPNは暗号化・復号化の処理を行うため、CPU性能が低いルーターだと通信速度が大幅に落ちることがあります。

【選び方のコツ】

  • CPUが1GHz以上のデュアルコアまたはクアッドコアモデルがおすすめ

  • Wi-Fi 6対応モデルだと速度・同時接続の面でも安心

3. ストリーミングやゲーム用途なら通信安定性も重視

VPNを使ってNetflix、Amazonプライム、Switch、PS5などを利用する場合、Ping値や帯域の安定性が求められます。ゲーマー・視聴者向けには高速モデルを選びましょう。

まとめ

項目 内容
ルーター版とは VPN接続をルーターで管理する方式
主なメリット 全デバイスがVPN保護、手間なし、常時接続
おすすめルーター Aircove、Asus RT-AX86Uなど
注意点 対応機種選定と設定ミスに注意

結論:ExpressVPNをルーターに導入すれば、自宅のインターネット全体を一括で安全に保護できます。

設定はやや手間がかかりますが、一度行えばあとは快適。

VPNを生活の一部として本格的に活用したい方にとって、非常に有効な方法です。