「無料で使えるVPNを探していたらWindscribeを見つけたけど、実際どうなの?」
「有料版と何が違うの?安全に使えるの?」
そんな疑問を持っている方に向けて、この記事ではWindscribeの基本的な使い方から、無料プランの制限内容、有料版との違いまでをわかりやすく解説します。
Windscribeはカナダ発のVPNサービスで、使いやすさと高い匿名性が評価されており、初心者でも簡単に始められる一方で、無料版には通信量や接続先に制限もあるため、事前に知っておくことが大切です。
「無料から始めてみたい」「有料にする価値はあるの?」という方は、ぜひ参考にしてください。
Windscribeとは?
Windscribe(ウィンドスクライブ)とは、カナダに拠点を置くVPNサービスプロバイダーで、
無料プランと有料プランの両方を提供していることが特徴です。
インターネットの通信を暗号化し、プライバシー保護や地域制限の回避を目的として世界中で利用されています。
1. 無料で月10GB使える(メール登録で)
Windscribeは、アカウントを作るだけでも月2GBまで無料でVPN通信が可能です。
さらにメールアドレスを登録すれば、無料で月10GBに増量できます。
✔ 試しに使ってみたい人にぴったり
✔ 通信量の少ないユーザーなら無料でも十分
2. ノーログポリシーでプライバシー重視
Windscribeは、通信履歴・IPアドレス・接続時間などのログを一切保存しない「ノーログポリシー」を採用しています。
✔ 利用者の行動が記録・追跡されにくい
✔ セキュリティや匿名性を重視する人に向いている
3. サーバー数と国の選択肢が豊富(有料プラン)
有料プランに加入すれば、60カ国以上・数百のVPNサーバーにアクセス可能。
ストリーミング対応のサーバー(Windflixなど)もあり、NetflixやBBCなどの地域制限回避にも有効です。
4. 広告・トラッカー・マルウェアブロック機能「R.O.B.E.R.T」
Windscribeには、「R.O.B.E.R.T(ロバート)」という広告・マルウェアブロック機能が搭載されています。
自動で悪質サイトやトラッキングを防ぐことができ、安全でクリーンなネット環境を実現します。
5. スマホ・PC・ブラウザで使える
対応端末:
-
Windows / Mac / Linux
-
Android / iOS
-
Chrome / Firefox拡張機能
複数のデバイスでも同時利用可能。無料でもある程度のマルチデバイス接続に対応しています。
6. 英語インターフェースだがシンプル設計
Windscribeは日本語には対応していませんが、UI(操作画面)は非常にシンプルです。
✔ VPN初心者でも感覚的に操作できる
✔ 難しい設定は不要、ワンクリックで接続可能
Windscribeの無料プランの制限と有料との違い
Windscribeは、無料でも使える貴重なVPNサービスですが、無料プランにはいくつかの制限があります。
ここでは、無料と有料(Pro)プランの違いを機能・通信量・使える国・ストリーミング対応などの視点から比較します。
Windscribe無料プランの主な制限
制限項目 | 内容 |
---|---|
通信容量 | 月間10GBまで(メール登録しないと2GB) |
サーバーの国数 | 約10カ国(例:日本、アメリカ、ドイツなど)に限定 |
接続速度 | 混雑時にやや低速になることあり |
ストリーミング | NetflixやBBCなどは基本非対応 |
サポート体制 | チケット制(ライブチャットはPro限定) |
プロトコル選択 | 自動のみ(手動選択不可) |
R.O.B.E.R.T機能 | フィルター設定のカスタマイズが一部制限されている |
有料プラン(Pro)との違い
比較項目 | 無料プラン | 有料プラン(Pro) |
---|---|---|
料金 | 無料 | 月額 約$5.75〜(プランによって異なる) |
データ通信量 | 月10GBまで(メール登録時) | 無制限 |
サーバーの国数 | 約10カ国 | 60カ国以上 |
ストリーミング | 非対応または不安定 | Netflix、BBC、Huluなどに対応(Windflixサーバー) |
接続速度 | 混雑時はやや遅い | 常にフルスピード、優先接続 |
同時接続端末数 | 複数台(明確な台数制限なし) | 無制限 |
プロトコル選択 | 自動のみ | OpenVPN、WireGuard、IKEv2など選択可 |
広告ブロック機能 | 一部制限あり | フィルターカスタマイズ可能(R.O.B.E.R.T完全対応) |
カスタマーサポート | メール対応のみ | チャットサポートあり |
アカウント作成時にメールアドレスを登録するだけで、2GB → 10GB/月に増量されます
さらに、「Windscribeを紹介する」「ツイッターでフォローする」などで追加容量を得ることも可能です
Windscribeの使い方
以下は、初心者向けにわかりやすくまとめた「Windscribeの使い方」ガイドです。
PC・スマホ問わず、無料プランでVPNを使い始めるまでの基本手順を紹介します。
STEP 1:アカウントを作成する(無料)
-
Windscribe公式サイトにアクセス(https://windscribe.com)
-
右上の「Sign Up(登録)」をクリック
-
ユーザー名・パスワードを入力(メールアドレスは任意)
→ メールを登録すると通信量が月2GB → 10GBにアップ!
STEP 2:アプリをダウンロード・インストール
使用端末に応じて、対応アプリをインストールします。
端末 | インストール方法 |
---|---|
Windows / macOS | 公式サイトの「Download」からアプリを取得 |
Android | Google Playストアで「Windscribe VPN」で検索 |
iPhone / iPad | App Storeで「Windscribe VPN」で検索 |
Chrome / Firefox | ブラウザ拡張機能としても利用可能 |
STEP 3:ログインして接続する
-
Windscribeアプリを起動し、作成したアカウントでログイン
-
接続先の国を選択(例:Japan、US East、UKなど)
-
「Connect」ボタンをタップ/クリック
-
接続が完了すると、IPアドレスが変更されVPN通信がスタートします
STEP 4:切断するときは「Disconnect」
-
VPNの利用を終了したいときは、「Disconnect」を押すだけ
-
通常のインターネット接続に戻ります
Windscribeのよくあるトラブルと対処法
VPNアプリ「Windscribe」は比較的安定していますが、接続できない/通信が遅い/動画が見られないなどのトラブルが発生することもあります。
以下に、よくある問題とその解決方法を紹介します。
トラブル1:VPNに接続できない・接続中のまま進まない
原因:
-
混雑しているサーバーを選んでいる
-
ネット接続に問題がある(Wi-Fiが不安定)
-
アプリまたはOSが古い
-
プロトコルの相性が悪い
対処法:
-
別の国や都市のサーバーに切り替える
-
Wi-Fiを再接続/モバイル回線に切り替える
-
Windscribeアプリを最新バージョンに更新
-
設定 → 接続プロトコルを「UDP」→「TCP」または「自動」に変更
トラブル2:VPN接続後にインターネットが使えない/遅くなる
原因:
-
サーバーの通信速度が低下している
-
DNS設定に不具合
-
アプリやブラウザの競合
対処法:
-
混雑していない別のサーバーを試す(例:US East → US Central)
-
DNSキャッシュをクリア(PC再起動または
ipconfig /flushdns
) -
Windscribe拡張機能を一時的に無効化(アプリとの干渉回避)
トラブル3:無料プランの通信量がすぐに足りなくなる
原因:
-
高画質の動画視聴で一気にGBを消費している
-
バックグラウンド通信が多い(自動アップデートなど)
対処法:
-
通信量の少ない作業(テキスト中心のWeb閲覧)で使う
-
PCやスマホの自動同期・更新をオフにする
-
紹介リンクやキャンペーン参加で通信量を追加(Windscribe公式に記載あり)
トラブル4:NetflixやYouTubeが見られない(ジオブロック解除できない)
原因:
-
無料プランではストリーミング対応サーバーが制限されている
-
VPNがブロックされている(Netflixは特に検知が厳しい)
対処法:
-
有料プランに加入し、「Windflix」サーバーに接続(例:Windflix US)
-
YouTubeなどは、無料プランでもアメリカ/ドイツなどのサーバーなら回避可能
トラブル5:Windscribeアプリが起動しない/クラッシュする
原因:
-
OSとの互換性エラー
-
他のVPNやセキュリティソフトとの競合
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古いアプリのバグ
対処法:
-
Windscribeを一度アンインストール → 再インストール
-
セキュリティソフト・他VPNを一時停止してから起動
-
Windowsの場合は「管理者として実行」してみる
まとめ
Windscribeは、無料でも使える範囲が広く、VPN初心者に最適なサービスです。
使い方もシンプルで、複雑な設定なしにワンクリックで接続できるのも魅力。
-
軽くVPNを使いたい → 無料プラン
-
ストリーミングや重たい用途に使いたい → 有料プラン
このように、用途に応じて選ぶのがおすすめです。
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