「VPNがすぐ切れる」「Wi-Fiに繋がっているのにVPNだけ落ちる」
そんな不具合に悩んでいる人は少なくありません。
特に自宅やカフェのWi-Fiを使っていると、VPNだけ不安定になったり、頻繁に切断されてしまうことがあります。
VPN接続が切れる原因は、Wi-Fiルーターの設定、通信環境の不安定さ、VPNアプリの不具合、暗号化方式の相性などさまざまです。
しかし、多くのケースでは、設定の見直しや接続方法の変更だけで改善できる場合がほとんど。
この記事では、VPNがWi-Fiで切れる主な原因と今すぐ試せる対処法 を分かりやすく解説します。
NordVPN・ExpressVPN・CyberGhostなど、どのVPNサービスにも共通する内容なのでどなたでも参考にできます。
まずは、簡単なチェック項目から確認して安定したVPN接続を取り戻しましょう。
目次
VPN接続がWi-Fiで切れる原因と対処法
ここからは、VPN接続がWi-Fiで切れる原因と対処法を解説していきます。
1、Wi-Fiの通信が不安定
Wi-Fi自体の電波が不安定だとVPN通信も途切れやすくなります。
ルーターとの距離が遠い、壁や家電による干渉、古いルーターを使用しているなどが原因で通信が乱れ、VPN接続が切断されることがあります。
まずは、ルーターの近くで接続したり、2.4GHz/5GHzの切り替え、再起動などを試してみましょう。
2、VPNアプリの不具合や設定が原因
VPNアプリ自体にトラブルがある場合も、Wi-Fi接続で頻繁に切断される原因になります。
アプリのバージョンが古い、設定が最適化されていない、プロトコル選択が端末と相性が悪いなどが考えられます。
VPNアプリを最新バージョンへ更新したり、推奨プロトコル(NordLynx / WireGuard / IKEv2 など)に切り替えることで改善することがあります。
3、VPNプロトコルとWi-Fiの相性が悪い
VPNは「プロトコル(通信方式)」によって動作が異なり、Wi-Fi環境との相性が悪い場合、接続が不安定になったり頻繁に切断されたりすることがあります。
特に古いルーターや公共Wi-Fiでは OpenVPN(UDP) が弾かれやすかったり、WireGuard系 がうまく通信できないケースもあります。
このような場合は、VPNアプリ側で
- NordLynx / WireGuard
- IKEv2
- OpenVPN(TCP)
など、他のプロトコルに切り替えることで通信が安定することがあります。
4、接続するVPNサーバーに負荷が集中している
VPN接続が不安定になる原因として利用中のVPNサーバーにアクセスが集中しているケースがあります。
特に夜間や週末など利用者が増える時間帯は、サーバーの処理が追いつかず、
- 通信速度が遅くなる
- 接続が切れる
- ページが読み込まれない
といった不具合が起きやすくなります。
この場合は、同じ国でも 別のサーバー番号へ切り替えるか、利用者が少ない地域のサーバーを選ぶ ことで改善することがあります。
VPNによっては「推奨サーバー」や「負荷率表示」があるため、混雑していないサーバーを選ぶのが有効です。
5、Wi-Fiルーターのセキュリティ設定が影響
Wi-Fiルーター側の設定が原因でVPN接続が切れる場合もあります。
特に以下のような設定が有効になっているとVPN通信がブロックされることがあります。
- SPI(ステートフルパケットインスペクション)
- ファイアウォールの過剰なフィルタリング
- IPSecパススルー / PPTPパススルーがオフ
- MACアドレスフィルタリング
- セキュアDNS設定(ルーター側のDNS保護)
これらがVPN通信に干渉し、接続が不安定になってしまうことがあります。
改善策としては、
- ルーターの「パススルー機能」をオンにする
- 過剰なフィルタリング設定を一時的にオフにする
- ファームウェアを最新の状態に更新する
などが効果的です。
企業用ルーターや無料Wi-Fiスポットでは、VPN自体が制限されているケースもあるため注意が必要です。
6、スマホ・PC側の一時的な不具合
VPNがWi-Fi接続中に切れる原因としてスマホやパソコン本体の一時的な不具合もよくあります。
特に以下のような状況ではVPN通信が途切れやすくなります。
- OSのメモリ不足
- バックグラウンドで大量のアプリが動いている
- ネットワーク設定が乱れている
- 古いキャッシュが残っている
- 省電力モードがオンになって通信が抑制されている
これらが重なるとWi-Fiは繋がっていてもVPNアプリだけが切断されることがあります。
対処法としては、
- スマホ/PCの再起動
- 不要なアプリを閉じる
- ネットワーク設定のリセット(スマホの場合)
- OSやVPNアプリを最新バージョンに更新
- 省電力モードやバックグラウンド制限をオフにする
これらを試すことでVPN接続が安定するケースが多いです。
7、セキュリティアプリやVPNアプリ同士の競合
Wi-Fi環境でVPNが切れる原因として意外に多いのが、セキュリティアプリや複数のVPNアプリによる競合です。
特に以下のようなケースは要注意です。
- ウイルス対策アプリが通信を監視・ブロックしている
- 広告ブロックアプリ(AdGuardなど)がVPNと同じ仕組みを利用
- 複数のVPNアプリがインストールされており、内部で干渉
- トラッキング防止機能がVPN通信を制限
- DNSフィルタリングアプリがVPN接続を妨げている
このようなアプリが同時に動作していると、VPN接続が不安定になり、Wi-Fi利用時に特に切れやすくなります。
対処法としては、
- ウイルス対策アプリのネットワーク保護を一時的にオフ
- 広告ブロック系アプリを停止または削除
- 使わないVPNアプリをアンインストール
- DNSフィルタリング設定をオフ
などが効果的です。
競合を解消するだけでVPNが安定して切れなくなるケースは非常に多いため、必ずチェックしておきたいポイントです。
まとめ
VPN接続がWi-Fiで切れる原因は、Wi-Fiの不安定さやルーター設定、VPNアプリの不具合、サーバー負荷、アプリ同士の競合など、さまざまな要因が絡み合っています。
しかし、Wi-Fiの再接続・ルーター再起動・VPNプロトコルの変更・アプリの更新や再インストール・競合アプリの停止といった基本的な対処を行うだけで多くの場合は改善が期待できます。
特にサーバー変更やプロトコル切り替えは即効性が高く、初心者でも簡単に試せる方法です。
また、Wi-Fi環境の見直しやルーターの設定調整を行うことで、今後の切断トラブルを防止する効果もあります。
VPNが安定しないと感じた場合は、本記事で紹介した対処法を順番に試し、あなたの環境に合った設定を見つけてみてください。
安定したVPN接続が実現すれば、動画視聴やWeb会議、海外サービス利用なども快適になります。





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