テレワークや自宅サーバーの管理、外出先からの安全なリモートアクセスに便利な「Tailscale(テイルスケール)」
複雑なネットワーク設定やポート開放なしで、簡単にセキュアなVPN接続が構築できるツールとして注目されています。
特にLinux(Ubuntu)環境との相性が良く、SSHやファイル共有、クラウドサービスとの連携にも最適です。
この記事では、UbuntuにTailscaleをインストールする方法から、基本的な使い方、接続確認の手順までをわかりやすく解説します。
Linux初心者でもすぐに使い始められるよう、できるだけシンプルにご紹介します。
目次
Tailscaleとは?簡単におさらい
Tailscale(テイルスケール)は、誰でも簡単に安全なプライベートネットワーク(仮想VPN)を構築できるツールです。
従来のVPNのようにサーバーの設置やポート開放、複雑な設定は一切不要で、GoogleやGitHubアカウントなどでログインするだけで端末同士が自動的に接続されます。
特徴
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WireGuardベースで高速&セキュア
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NAT越え対応(自宅・オフィス・モバイル環境でも問題なし)
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ポート開放・固定IP不要
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複数端末を「まるで同じLANの中にあるように」扱える
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無料プランあり(個人利用には十分)
Linux(Ubuntu)にTailscaleをインストールする方法
ここからは、Linux(Ubuntu)にTailscaleをインストールする方法を解説していきます。
対応環境:
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Ubuntu 18.04 / 20.04 / 22.04 / 24.04(LTS系を推奨)
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管理者権限(sudo)が必要
ステップ1:Tailscaleのインストールスクリプトを実行する
Tailscale公式が提供しているワンライナーで、APTリポジトリの追加〜インストールまで自動で行えます。
これにより以下が自動で実行されます。
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TailscaleのAPTリポジトリを追加
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GPGキーのインポート
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最新バージョンのTailscaleをインストール
ステップ2:Tailscaleサービスの起動と初期セットアップ
インストールが完了したら、Tailscaleを起動してネットワークに参加します。
初回実行時には、ブラウザが開いてTailscaleアカウントでの認証を求められます(Google、GitHub、MicrosoftなどのアカウントでOK)。
認証が完了すると、このUbuntuマシンがTailscaleネットワークに追加されます。
ステップ3:接続状態の確認
正常に接続できているか確認するには、以下のコマンドを使用します。
登録済みの他の端末(Windows、スマホ、他のLinuxなど)が一覧表示されていれば成功です。
ステップ4(任意):Tailscaleの自動起動を有効化する
Ubuntu再起動後もTailscaleを自動的に起動させたい場合
- 仮想IPの確認:tailscale ip
- 他の端末にping:ping 100.x.x.x
- 切断する:sudo tailscale down
- ログアウト(ネットワークから外す):sudo tailscale logout
まとめ
Tailscaleは、UbuntuなどのLinux環境においても非常に簡単に導入・運用できるVPN代替ツールです。
数コマンドで導入でき、ログイン認証するだけでネットワーク接続が確立します。
Tailscaleを使えば、
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Ubuntuサーバーを安全に外部から操作
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他のLinuxやWindows、スマホとも簡単につながる
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自宅回線を使ったVPN的な使い方も可能
ネットワークの知識に不安がある方でも手軽に使えるTailscale、Ubuntuでの活用をぜひ試してみてください。




