「楽天モバイルでVPNって使えるの?」「速度が遅くなるって本当?」
楽天モバイルの格安プランや使い放題サービスを活用している方の中には、VPNとの相性や設定方法に不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、楽天モバイル回線でVPNを利用する際の通信速度や安定性、相性の良いVPNサービス、設定時の注意点について詳しく解説します。
動画視聴やプライバシー保護のためにVPNを使いたい方、海外から日本のサービスにアクセスしたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
楽天モバイルでVPNは問題なく使える?
楽天モバイルでもVPNは基本的に問題なく使用可能です。多くの主要VPNサービス(例:NordVPN、ExpressVPN、Surfsharkなど)は楽天モバイル回線でも正常に動作します。
その理由は、次のとおりです。
1. VPN接続を制限するフィルタがない
楽天モバイルは、主要なVPNプロトコル(OpenVPN、IKEv2/IPSec、WireGuardなど)を技術的にブロックしていません。
そのため、ExpressVPN、NordVPN、Surfsharkなどの主要VPNサービスも楽天モバイル回線上で問題なく動作します。
2. IPv4/IPv6の両対応で汎用性が高い
楽天モバイルはIPv4アドレスの他にIPv6も標準提供しており、さまざまなVPN方式に対応しやすいネットワーク構成です。
ただし、VPNがIPv6に非対応な場合はDNSリークのリスクがあるため、VPN側でIPv6をブロックできる設定があると安心です。
3. テザリングやモバイルWi-Fiとしても利用可能
楽天モバイルのSIMを使ったスマホ経由のテザリングでも、VPNを利用することができます(ただし一部の安価なVPNは不安定になる場合あり)。
4. 通信の完全暗号化も対応
VPNが担う通信の暗号化・IPアドレスのマスキングも、楽天モバイルのネットワーク上で正常に機能します。
これにより、公共Wi-Fiや海外からの接続時でも、セキュリティとプライバシーを守ることが可能です。
楽天モバイルでVPNを使うときの注意点
楽天モバイルでVPNを使うときの注意点を簡潔かつ実用的にまとめています。
1. 通信速度が不安定になることがある
楽天モバイルはエリアや時間帯によって速度に差があり、VPN経由の通信でさらに遅延や動画の読み込み低下が起こることがあります。
2. IPv6対応に注意
楽天モバイルはIPv6が標準で有効ですが、VPNによっては非対応やDNSリークが発生することも。
→ 対策:VPN側で「IPv6無効化」や「DNSリーク保護」があるものを選ぶと安心。
3. VPNアプリが接続に失敗することがある
特に安価なVPNや古いアプリは、楽天モバイルのネットワーク構成(NAT・IPv6)と相性が悪く、接続エラーや不安定さが発生する場合があります。
4. テザリング時の制限に注意
スマホでVPNを使いながらPCにテザリングすると、通信が遮断されたり速度が極端に落ちることも。
5. VPN利用で楽天モバイルの一部サービスに影響する可能性
VPN経由では、楽天回線特有のエリア判定やキャリア設定が正常に動作しないこともあります。
例:楽天リンクの通話・SMSアプリが一部不安定になる可能性
まとめ
楽天モバイルは、基本的にVPNの使用が可能なキャリアであり、OpenVPNやWireGuardなど主要なプロトコルも問題なく利用できます。
ただし、通信速度の変動が大きく、IPv6との相性によっては接続が不安定になる場合もあるため、使い方と設定には注意が必要です。
-
通信制限はないが、混雑時やパートナー回線接続時は速度低下の可能性あり
-
VPNアプリ側で「IPv6無効化」や「DNSリーク防止設定」を有効にしておくと安心
-
WireGuard対応VPN(例:NordVPN、Surfshark)が比較的安定して使える
VPNを併用することで、公共Wi-Fiでも安全に通信できるほか、海外から日本のサービスへアクセスする際にも便利です。
楽天モバイルでもしっかり設定すれば、VPNを十分に活用できます。
コメントを残す