日本では違法ダウンロードが著作権法により禁じられています。
違法ダウンロードとは、著作権者から許可を得ずに音楽、映画、ソフトウェア、ゲームなどのコンテンツを故意にダウンロードする行為です。
万が一、警察にバレてしまった場合は、最高で2年の懲役または200万円の罰金に処せられる可能性があります。
さて、ここで気になるのが、NordVPNで違法ダウンロードをしたら警察にバレるのかどうかです。
この記事では、NordVPNで違法ダウンロードしたときのリスクなどについて解説していきます。
目次
警察に違法ダウンロードがバレる理由
まず、警察に違法ダウンロードがバレる理由について見ていきましょう。
違法ダウンロードバレる大きな理由は、インターネット上の住所にあたる「IPアドレス」の特定によるものです。
インターネットでWebサイトを閲覧したり、メールを送信したり、動画をダウンロードするときには、必ず相手側にもIPアドレスが伝わるようになっています。
なぜなら、相手側が情報・コンテンツを送るときに届け先の住所が必要となるからです。
例えるなら、Amazonで商品の注文をするときに郵送物を届けてもらうために住所（＝IPアドレス）を教えるようなものです。
IPアドレスだけでは住所は特定できない
ただ、IPアドレスで分かるのは、国やおおよその地域だけです。
名前や詳細な住所（◯◯市△△１丁目１ー１）などの個人情報までは特定できません。
IPアドレスから個人を特定するには、NTTやソフトバンク、BIGLOBEなどのインターネットサービスプロバイダー（ISP）に発信者情報開示請求を行う必要があります。
発信者情報開示請求は、
- 名誉権侵害
- プライバシー権侵害
- 著作権侵害
などの権利が侵害されたことが明らかである場合に請求を行うことができます。
この請求を行うことでその時間帯にIPアドレスを利用していたユーザーを特定して名前や住所を割り出すことができます。
VPNを利用すれば本当のIPアドレスを隠せる
先ほど解説したとおり、警察に違法ダウンロードがバレる理由は、IPアドレスです。
そこでIPアドレスを隠すための最も手軽な方法がVPNです。
VPNを活用することでインターネットの接続はVPNサーバー経由になり、ダウンロードサービスの提供側にもVPNのIPアドレスが伝わります。
そのため、本当のIPアドレスを隠すことが可能です。
ノーログポリシーのVPNを選ぼう
VPNを利用しても違法ダウンロードがバレる可能性はあります。
それは、警察の求めに応じてVPNの事業者がIPアドレスの情報を提供する可能性があるからです。
そのリスクを少しでも減らしたいならノーログポリシーのあるVPNをおすすめします。
NordVPNはノーログポリシーで匿名性が高い
VPNは、さまざまな事業者が提供していますが、その中でもおすすめがNordVPNです。
NordVPNは、世界で1,400万人以上が利用するシェアNo.1のVPNです。
NordVPNでは、公式サイトでユーザーのダウンロード履歴などの情報を残さない「ノーログポリシー」を遵守していると明記しています。
NordVPNは、あなたのオンライン活動のログを保持しません
NordVPNがユーザーのデータを記録しているのではないかとお考えですか？ご心配なく。当社はログなしのVPNサービスを提供しています。つまり、ユーザーのオンライン行動に関するデータを保存しないということです。保存しているデータ自体がないため、確認する情報も、第三者と共有できる情報もありません。
出典：NordVPN「ログなしVPNサービス」
さらに本社をパナマに置くことで政府による強制的なユーザー情報の提供を回避。
第三者機関である世界４大会計事務所「PwC」でもNordVPNはノーログポリシーを遵守していると証明されています。
ダブルVPN
NordVPNは、より強固な匿名性を実現するためにダブルVPNも提供しています。
ダブルVPNとは、2つのVPNサーバーを使用する仕組みです。
データは最初に1つのVPNサーバーを通過し、次に別のVPNサーバーを通過して暗号化され、最終的にインターネットに接続されます。
これにより万が一、１つ目のVPNサーバーを突き止められても２つ目のVPNサーバーのIPアドレスまでは、たどり着きにくい仕組みとなっています。
ノーログポリシーがあることから閲覧やダウンロード履歴もバレにくい仕組みです。
最後に
今回は、NordVPNで違法ダウンロードをしたら警察にバレるのかどうかを解説しました。
VPNは、大手企業や官公庁でもインターネットの暗号化を行うために利用している合法の技術です。
VPNは、違法ダウンロードを含めたネット上の行動履歴を匿名化でき、警察にもバレにくい仕組みとなっています。
ただ、違法ダウンロードという行為は、バレるバレないに関わらず違法行為であることには変わりなく、避けるべきと言えます。
最近は、動画見放題サービスなども月額1,000円程度で提供されており、何の後ろめたさもなく高画質で視聴可能です。
動画視聴時には、常に合法的な手段を用いることを強く推奨します。
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