FortiClient VPNを使ってリモート接続をしようとした際、「接続中」の表示のまま進まず、なかなか接続が完了しない
そんなトラブルに直面していませんか?
この現象は、通信環境の不具合や設定ミス、VPNサーバー側の応答エラーなど、さまざまな原因で発生します。
特に在宅勤務や遠隔業務を行っている方にとっては、業務に大きな支障をきたす深刻な問題です。
この記事では、FortiClient VPNが「接続中のまま止まってしまう」場合に考えられる主な原因と、具体的な対処法をわかりやすく解説します。
初めてVPNを使う方でも理解できるように、順を追って説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
FortiClient VPNが「接続中のまま終わらない」原因と対処法
FortiClient VPNで「接続中…」という表示のまま、何分経っても接続が確立されないケースがあります。これはVPNの初期認証が完了せず、セッション確立まで進まない状態です。
このトラブルは設定ミス・通信環境・バージョン不整合・ポート制限・サーバー側の問題など、さまざまな原因で発生します。
以下で、よくある原因とその対処法を順に解説します。
原因1:VPN接続先情報(アドレスやポート)が誤っている
VPN接続先のIPアドレスやホスト名、ポート番号が間違っていると、接続要求が正しく送信されず「接続中」で止まることがあります。
対処法
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VPN接続先の情報(ホスト名/IP、ポート番号)が正しいか確認
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管理者から最新のVPN接続設定を再確認
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特にポート番号(通常は443や10443)が指定されているかチェック
原因2:ネットワーク・インターネット接続が不安定/制限されている
インターネット回線の不安定さや、公共Wi-FiなどでVPN通信が制限されていると、接続要求がブロックされることがあります。
対処法
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有線LANや安定したWi-Fiに切り替えて試す
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スマホのテザリングなど別の回線でも再確認
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公共ネットワークや社内プロキシの影響が疑われる場合は、別の環境で接続を試す
原因3:FortiClientのバージョンが古い/サーバーとの非互換
FortiClientとVPNサーバー(FortiGate)のバージョンに互換性がないと、接続確立に失敗します。特に古いクライアントでは認証が通らず「接続中」で止まることがあります。
対処法
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Fortinet公式サイトからFortiClientの最新版をダウンロード
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一度アンインストール→再インストールして設定をやり直す
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バージョン情報を管理者に確認してもらうと確実
原因4:セキュリティソフトやファイアウォールが通信をブロックしている
PCに入っているウイルス対策ソフトやWindowsファイアウォールがVPN通信をブロックしているケースもあります。
対処法
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一時的にセキュリティソフトを無効にして接続テスト
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FortiClientをファイアウォールの許可アプリとして登録
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Windowsの「受信の規則/送信の規則」にポート443が開いているか確認
原因5:VPNサーバー側の問題(過負荷・設定ミス・認証失敗)
FortiGate側での設定ミスやセッション数の上限超過などにより、新たな接続を受け付けられなくなっている可能性があります。
対処法
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他のユーザーも同じ現象が出ていないか確認
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管理者に「接続試行時のログ」を見てもらい、原因を特定
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サーバーの再起動や設定見直しが必要な場合もあり
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接続先ホスト名に「https://」が含まれていないか? → 入力はドメイン/IPだけでOK
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VPN構成をいったん削除して、最初から再設定してみる
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同じ設定を他のPCやスマホでも試してみる(端末固有の問題切り分け)
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接続ログ(FortiClientログ画面)を確認してヒントを探す
まとめ
FortiClient VPNが「接続中のまま止まる」問題は、ユーザー側・ネットワーク環境・サーバー側のいずれにも原因が潜んでいます。
まずは自分でできる範囲(接続先・ネット環境・ソフトのバージョン)を見直し、それでも解決しなければ、管理者に早めにログ情報を渡して相談することが重要です。





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