FortiClient VPNを使って接続しようとしたとき、進捗バーが40%で止まってしまい、そのまま接続が完了しないことがあります。
これは、VPN接続の初期通信段階でトラブルが発生しているサインで、サーバー設定やネットワーク環境、証明書、DNS設定など複数の要因が関係している可能性があります。
この記事では、FortiClient VPNが40%で止まる主な原因を整理し、それぞれの対処法をわかりやすく解説します。
原因を一つずつ確認していけば、ほとんどの場合はスムーズに接続できるようになるはずです。
目次
FortiClient VPNが40%で接続できない原因と対処法
さっそく、FortiClient VPNが40%で接続できない原因と対処法を解説していきます。
1. FortiGate側の設定不備・障害
40%で止まるケースの多くは、FortiGate側のVPN設定や稼働状態が原因です。サーバー証明書の期限切れ、CN(Common Name)の不一致、SSL VPNポリシーの誤設定などで通信が中断されます。
また、FortiGateがメンテナンス中・高負荷状態のときも同様の現象が発生します。
確認方法
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管理者にVPNサーバーが稼働中か確認してもらう
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FortiGate管理画面でログとイベントを確認(特に「sslvpnd」関連のエラー)
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証明書の有効期限やCNが接続先アドレスと一致しているか確認
対処法
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サーバー証明書の更新または設定修正
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SSL VPNポリシーの再設定(ポート番号、ユーザーグループ、認証方式の確認)
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高負荷時は時間をずらして接続
2. DNSの解決失敗
FortiClientは接続先をホスト名で指定することが多く、これがIPアドレスに変換できないと接続できません。
DNSサーバーの障害や設定ミス、外部ネットワークから内部ドメインが解決できない場合に発生します。
確認方法
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コマンドで
nslookup vpn.example.comを実行 -
ping 接続先ドメインで応答があるか確認
対処法
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DNSをGoogle Public DNS(8.8.8.8 / 8.8.4.4)やCloudflare(1.1.1.1)に変更
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社内専用ドメインの場合は、社内DNSサーバーに接続してからVPNを開始
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必要に応じて
hostsファイルに直接IPアドレスを登録
3. プロキシ設定の干渉
企業ネットワークや公共Wi-Fiでは、通信がプロキシサーバー経由に設定されていることがあります。
VPNのSSLハンドシェイクがプロキシを経由すると、ポートや暗号化の制限で失敗する場合があります。
確認方法
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Windows:「設定」→「ネットワークとインターネット」→「プロキシ」で自動/手動設定を確認
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コマンドで
netsh winhttp show proxyを実行
対処法
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プロキシ設定をオフにする
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企業環境ではプロキシ例外リストにVPNサーバーを追加してもらう
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必要に応じてFortiClientのプロキシ設定で正しい値を入力
4. 証明書の不一致・未登録
FortiClientはSSL VPN接続時にサーバー証明書の検証を行います。
証明書が自己署名で信頼されていない、期限切れ、または中間CA証明書が不足していると接続が拒否されます。
確認方法
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ブラウザで
https://接続先ドメイン:443にアクセスし、証明書エラーが出るか確認 -
certmgr.msc(Windows)で証明書がインストールされているか確認
対処法
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必要なルート証明書・中間証明書をインポート
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自己署名証明書を「信頼されたルート証明機関」に登録
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サーバー証明書の期限を更新
5. ネットワークやファイアウォールの制限
公共Wi-Fiや企業ネットワークでは、SSL VPNが使用するポート(443/TCP)が制限されている場合があります。
また、PCのセキュリティソフトがVPN通信をブロックしている場合もあります。
確認方法
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別のネットワーク(スマホのテザリングなど)で試す
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一時的にファイアウォールを無効化して接続テスト
対処法
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制限のないネットワークで接続を試す
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セキュリティソフトの除外設定にVPN接続を追加
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管理者に必要なポートの開放を依頼
まとめ
FortiClient VPNが40%で止まる原因は、FortiGate側の設定不備や障害、DNSの解決失敗、プロキシの干渉、証明書の不一致、ネットワークやファイアウォールの制限など多岐にわたります。
効率的に解決するには、まずネットワーク環境やDNS設定などユーザー側で確認できる項目をチェックし、それでも解決しない場合は、証明書やFortiGateの設定を含めて管理者に相談するのが確実です。
原因を一つずつ切り分けて対処していけば、多くの場合は再び正常にVPN接続できるようになります。





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