ExpressVPNを使っていると、接続状況やセキュリティに関する通知が表示されることがあります。
「接続が確立されました」「VPNが切断されました」などの通知は便利な反面、頻繁に表示されるとわずらわしく感じることもあるでしょう。
この記事では、ExpressVPNの通知が表示される理由と、通知をオフまたはカスタマイズする方法を、Windows・Mac・スマホそれぞれのケースでわかりやすく解説します。
目次
ExpressVPNの通知が表示される理由
ExpressVPNの通知が表示される理由は、ユーザーのセキュリティ・接続状態・アプリ動作を明確に伝えるためです。
特にVPNは接続の有無がプライバシーや安全性に直結するため、通知が重要な役割を果たします。
1. VPNの接続状態を知らせるため
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通知の例:
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「VPNに接続されました」
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「VPN接続が切断されました」
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理由:
VPNが有効か無効かによって、ユーザーのIPアドレスや通信内容の保護状況が変わるため。
→ セキュリティ確保の観点から、接続・切断のたびに通知する仕組みです。
2. 自動再接続の動作を知らせるため
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通知の例:
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「インターネットの変化を検知し、自動再接続しています」
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理由:
Wi-Fiの切替や一時的な通信切断があった際、ExpressVPNは自動でVPNを再接続します。
このプロセスをユーザーに知らせることで、安心して使える状態を保っています。
3. アップデートや機能追加の通知
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通知の例:
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「新バージョンが利用可能です」
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「セキュリティ機能が追加されました」
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理由:
ExpressVPNはセキュリティ改善のために定期的にアップデートされており、最新版を促す目的で通知が表示されます。
4. システム常駐中であることを明示するため(スマホ)
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通知の例:
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Androidのステータスバーに「VPNが有効です」
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iOSの画面右上に「VPN」アイコン
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理由:
AndroidやiOSでは、ユーザーにVPN使用中であることを明示する義務があるため、OSが通知を表示します。※この通知は消せないことが多いですが、プライバシー保護のための仕様です。
ExpressVPNの通知をオフにするには?
ExpressVPNの通知をオフにするには、使っているデバイス(Windows、Mac、Android、iOS)に応じた通知設定を変更する必要があります。
以下に、各デバイスごとの具体的な手順を紹介します。
Windows
Windowsでは、ExpressVPNアプリ自体に通知設定はありませんが、Windows側の通知設定から制御できます。
手順:
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「スタート」→「設定」→「システム」→「通知」
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下へスクロールして「ExpressVPN」を探す
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スイッチを「オフ」にすれば、ExpressVPNからの通知が表示されなくなります
※この設定を行うと、「接続完了」「切断された」などのポップアップ通知も出なくなります。
Mac
Macも同様に、システム環境設定から通知をオフにできます。
手順:
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「システム設定」→「通知」
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アプリ一覧から「ExpressVPN」を選択
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「通知を許可」をオフにする、または「バナー」→「なし」に変更する
Android
Androidは、VPN接続中のシステム通知は完全には消せません(セキュリティ上)
ただし、常時表示される通知の一部を無効にできます。
手順:
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設定 → アプリ → ExpressVPN
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「通知」→ 通知の種類を確認(例:「接続通知」「エラー通知」など)
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不要なものだけをオフにする
※完全に非表示にするには、通知チャンネル単位で制御する必要があります。
iOS(iPhone/iPad)
iOSではアプリごとに通知を制御できます。
手順:
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「設定」→「通知」→「ExpressVPN」
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「通知を許可」をオフにする
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通知をオフにすると、「VPNが切断された」などの重要なセキュリティ警告も表示されなくなるため注意が必要です。
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必要な通知だけ残すなど、カスタムで調整するのが理想的です。
まとめ
ExpressVPNの通知は、ユーザーのセキュリティと利便性を両立させるために設計されています。
不要な通知が多いと感じる場合は、OSごとの設定で個別に調整が可能です。
ただし、通知をすべて無効にするのではなく、重要な通知だけを残すカスタマイズが最も安全で快適な使い方といえるでしょう。
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