ExpressVPNで速度テストがうまく実行できない…そんなトラブルに困っていませんか?
VPN接続中にインターネット速度を確認しようとしても、テストが始まらなかったり、異常に遅い結果が出たりすることがあります。
この記事では、ExpressVPNで速度テストができない原因と、その解決方法をわかりやすく解説します。
VPNの利用環境を最適化したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ExpressVPNで速度テストができない原因・対処法
ExpressVPNを使っていると、インターネットの速度テスト(Speedtestなど)が正常に動作しないケースがあります。
具体的には以下のような症状が報告されています。
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テストが途中で止まる、または開始できない
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結果が異常に遅い(実際の体感速度と合わない)
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「接続エラー」「サーバーが見つかりません」と表示される
このような場合、原因としては次のようなことが考えられます。
1. VPNサーバーが遠すぎる/混雑している
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症状:速度テストが完了しない、遅すぎる、pingが高い
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理由:VPNサーバーが物理的に遠かったり、混雑していると、応答に時間がかかるためです。
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対処法:
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ExpressVPNアプリで「Smart Location」または「近い国(例:日本、韓国、シンガポール)」のサーバーを選ぶ
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他の軽い国・都市(例:Tokyo-2、Singapore-2など)を試してみる
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2. VPNプロトコルの影響
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症状:速度が異常に遅い/測定結果が安定しない
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理由:VPNの通信方式(プロトコル)によって速度と安定性が変わるため
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対処法:
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ExpressVPNの設定からプロトコルを「Lightway」「OpenVPN(UDP)」に切り替える
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特に「Lightway」はExpressVPN独自で、速度と安定性のバランスが非常に良好
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3. ウイルス対策ソフトやファイアウォールの干渉
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症状:速度テストサイトが「接続できない」「タイムアウト」になる
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理由:セキュリティソフトがVPNや測定サイトの通信をブロックしている可能性
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対処法:
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一時的にセキュリティソフト(ウイルスバスター、ノートン、Windows Defenderなど)をオフにしてテスト
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問題がある場合は、ソフトの設定で「VPN接続は許可する」ように変更
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4. 広告ブロッカーやブラウザ拡張機能の影響
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症状:スピードテストが表示されない/反応しない
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理由:拡張機能がスピードテストサイトのスクリプトをブロックしている
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対処法:
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別のブラウザ(Chrome → EdgeやFirefoxなど)で試す
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拡張機能を一時的に無効にする
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プライベートウィンドウでテストするのも有効
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5. スピードテストサイト側の制限
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症状:「ホストが見つかりません」などのエラー
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理由:一部のテストサーバーはVPN経由のアクセスを拒否している場合があります
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対処法:
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Fast.com(Netflix系)や Cloudflareのspeed.cloudflare.com を試す
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Speedtest.netでは、VPN接続中でも動作しやすいサーバー(地域)を選ぶ
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スマホでExpressVPNを使っている場合でも、上記の原因と対処法はほぼ共通です。
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ただし、モバイル回線(4G/5G)だと元々の速度が不安定になりやすく、VPNを使うと影響が強く出ることがあります。
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Wi-Fiに接続している場合は、ルーターや回線自体の速度もチェックしておくと安心です。
まとめ
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ExpressVPNで速度テストができない原因は、「サーバーの距離・混雑・プロトコル・干渉」のいずれかが多い
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対処法を試してもダメなら、ExpressVPNアプリのSpeed Testや別のテストサイトを活用
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根本的な速度の問題ではない場合もあるため、「テスト結果だけでなく体感速度」も参考にしましょう
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