ドコモあんしんセキュリティだけで十分?VPNとの違いと使い分け方

スマホのセキュリティ対策としてドコモが提供している「あんしんセキュリティ」

ウイルス対策や危険サイトのブロックなど、さまざまな保護機能が備わっており、ドコモユーザーの多くが利用しています。

一方、最近は「VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)」という言葉を目にする機会も増えており、「あんしんセキュリティだけで本当に大丈夫なの?」「VPNも必要なの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、

  • ドコモあんしんセキュリティとVPNの機能の違い
  • それぞれが守ってくれる範囲
  • 併用すべきか、どちらかで十分か

を初心者にもわかりやすく解説します。スマホのセキュリティ対策を万全にしたい方必見の内容です。

ドコモあんしんセキュリティとは

「ドコモあんしんセキュリティ」は、NTTドコモが提供するスマートフォン向けのセキュリティ対策サービスです。

ウイルスや危険サイト、迷惑電話・メールなど、さまざまな脅威からスマートフォンを保護する機能を備えています。

主な機能

「あんしんセキュリティ」には以下のような機能があります:

  • ウイルス対策スマートフォンやタブレット本体、アプリ、外部メモリにウイルスや不審なプログラムがないかを確認し、検知した場合にお知らせします。

  • 危険サイト対策閲覧しようとしているサイトが、偽サイトやウイルス配布サイトなど危険なサイトだった場合、警告を表示してアクセスをブロックします。

  • 危険Wi-Fi対策通信内容の改ざんや盗み見をされる可能性がある危険なWi-Fiスポットに接続した場合、警告画面を表示します。

  • 迷惑電話対策迷惑な電話や詐欺・架空請求などの危険な電話の可能性が高い番号からの着信や発信時に警告画面を表示します。

  • 迷惑メール対策迷惑メールを専用のフォルダへ自動で振り分けます。ドコモメールに対応しています。

  • データ保管BOXのウイルススキャンクラウドに保管しているデータにウイルスや不審なプログラムがないかを確認し、検知された場合はダウンロードや共有などを制限します。

これらの機能により、スマートフォンをさまざまな脅威から守ることができます。

利用料金とプラン

「あんしんセキュリティ」は月額220円(税込)で提供されており、初回31日間は無料で利用できます。

また、2024年12月からは新たに「スタンダードプラン」(月額550円)と「トータルプラン」(月額1,078円)が提供開始され、より充実したセキュリティ対策や補償・サポート機能が利用可能になります。

対応機種と利用方法

「あんしんセキュリティ」は、AndroidスマートフォンおよびiPhone・iPadに対応しています。

利用するには、対応機種にアプリをダウンロードし、初期設定を行う必要があります。

設定方法や対応機種の詳細については、公式サイトをご確認ください。

ドコモあんしんセキュリティとVPNの違い

ドコモあんしんセキュリティとVPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)は、どちらも「スマホを守る」ためのツールですが、守る範囲や目的がまったく異なります。

以下にわかりやすく比較して解説します。

1. 目的の違い

項目 ドコモあんしんセキュリティ VPN
主な目的 スマホ本体をウイルスや危険サイトから守る 通信内容を暗号化し、プライバシーを守る
対象 スマホ内部のファイル・アプリ・通信先の安全性 インターネットに送る全データの保護

2. 機能の違い

機能 ドコモあんしんセキュリティ VPN
ウイルススキャン ✕(対象外)
危険サイトブロック △(一部VPNに機能あり)
危険Wi-Fiの検知 〇(検出のみ) ◎(通信そのものを保護)
IPアドレスの変更 ◎(日本・海外などに変更可能)
地域制限の回避 ◎(海外サービスにアクセス可能)
通信の暗号化 ◎(Wi-Fiでも盗聴されない)
匿名性の保護 ◎(追跡防止・広告ブロックなど)

ドコモあんしんセキュリティとVPNの使い分け

「ドコモあんしんセキュリティとVPNの使い分け」は、何を守りたいか・どんな場面かによって選ぶのがポイントです。

以下に、初心者でもわかりやすいように、目的別・場面別で整理してご説明します。

 こんなときは「ドコモあんしんセキュリティ」

利用シーン 理由
スマホにウイルスが入らないか心配 ウイルススキャン機能でアプリやファイルをチェックできる
フィッシングサイトを間違って開きたくない 危険サイトブロック機能が自動で警告
子どもや高齢者のスマホを守りたい ドコモ端末に最適化された、わかりやすい保護機能
電話やSMSの迷惑対策をしたい 迷惑電話・迷惑メールのブロック機能が搭載されている

こんなときは「VPN」

利用シーン 理由
カフェや空港などの無料Wi-Fiを使う 通信が盗み見られるのを防ぐにはVPNの暗号化が必須
海外から日本のサイト(TVer、Netflixなど)を見たい IPアドレスを日本に変更すれば地域制限を回避できる
ネットバンキングやメルカリを使う 通信内容を暗号化し、第三者からの盗聴や改ざんを防ぐ
プライバシーを重視したい IPアドレスを匿名化して、追跡や広告を回避できる

まとめ

セキュリティ意識が高い人ほど、両方を使い分けるのがおすすめ

あんしんセキュリティで「スマホ内部の防御」、VPNで「通信の防御」

役割が違うからこそ、併用することでスマホの安全性は格段にアップします。

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