au Wi-Fiアクセスを利用していると、接続中に「VPNがOFFになっています」「VPNが無効です」といった警告が表示されることがあります。
このメッセージは、接続先のWi-Fiが暗号化されておらず、セキュリティが不十分な状態である可能性を示すものです。
この記事では、このエラーが表示される原因と、VPNをONにする方法、安全にWi-Fiを使うための設定ポイントをわかりやすく解説します。
au Wi-Fiアクセスを利用中に不安を感じた方や、通信の安全性を高めたい方はぜひ参考にしてください。
目次
au Wi-Fiアクセスで「VPNがOFFになっています」と表示される原因・対処法
さっそく、au Wi-Fiアクセスで「VPNがOFFになっています」と表示される原因・対処法を解説していきます。
1. オープンなWi-Fiに接続している(暗号化されていない)
au Wi-Fiアクセスでは、
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Wi2
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Wi2_club
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au_Wi-Fi2
など、
暗号化なしで提供されているSSID(ネットワーク名)が一部存在します。
これらのWi-Fiは誰でも接続できるため、通信内容が第三者に盗聴されるリスクがあります。
そのため、スマホやPCのシステムが「VPNを使わずにこのWi-Fiに接続しているのは危険」と判断し、警告を表示します。
2. au Wi-Fiアクセスアプリの「セキュア接続」がオフになっている
au Wi-Fiアクセスには、通信を暗号化する「セキュア接続(VPN)」機能がありますが
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アプリ内で設定がオフになっている
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プロファイルのインストールが未完了
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何らかの理由でVPNが起動していない
場合に、警告が出ることがあります。
3. iOSやAndroidのシステムがVPNの状態を検知して表示
最近のスマホは、危険なWi-Fi接続を自動的に検知して通知を出す機能があります。
VPNが有効になっていない状態でオープンWi-Fiに接続すると、
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VPNがOFFです
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このWi-Fiは安全ではありません
などの表示が出るのは、OS側がユーザーに警告をしているためです。
4. 他のVPNアプリと競合している
すでに別のVPNアプリ(例:NordVPNやSurfsharkなど)を使っていると、au Wi-FiアクセスのVPN機能が正しく作動せず、OFFと判断されるケースもあります。
まとめ
原因 | 詳細 |
---|---|
オープンWi-Fiに接続 | 通信が暗号化されておらず危険な状態 |
セキュア接続が無効 | au Wi-FiアクセスアプリのVPN機能が働いていない |
VPNアプリ未使用 | 手動でVPNをONにしていない/アプリ未設定 |
他VPNとの競合 | 同時使用で機能が無効化されることも |
この表示は「今、暗号化されていない通信をしている」可能性を知らせるための重要な警告です。
通信の安全性を高めたい場合は、VPNを手動でONにするか、au Wi-Fiアクセスの設定を見直すことが推奨されます。
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